我が国における臨床研究・治験を科学的・倫理的に適正に実施し、さらに信頼性、透明性を高めて遂行するためには、責任医師・分担医師の責務は極めて重要です。
この度、国立がん研究センター東病院は、厚生労働省の臨床研究総合促進事業における「臨床研究・治験従事者等に対する研修プログラム」の一環として、臨床研究・治験に関わる医師・歯科医師等を対象とした研修会を実施いたします。
本研修会は医療法に基づく臨床研究中核病院を中心とし、臨床研究・治験に係る医師・歯科医師に実践的な教育研修を実施することにより、国内における質の高い臨床研究を実施できる人材を養成することを目的としています。
日時 | 令和7年11月29日(土)9:30~16:00 募集期間:令和7年9月22日(月)午前9時~11月7日(金)正午 |
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会場 |
ZOOMを用いたWeb開催
ZOOMが動作するPC、マイク、Webカメラ、インターネットに接続できる環境は各自でご用意ください。 なお、研修中にZOOMのチャット機能を利用して資料を配布予定です。 スマートフォンやタブレット、Chromebookでは配布資料を受信できないため、PC (WindowsまたはMac)でご参加くださいますようお願いいたします。 |
参加費 | 無料(但し、会場までの交通費等は受講者負担となります。) |
定員 | 20名程度 |
対象 | 医療機関において臨床研究・治験に係る業務を行っている、若しくは今後行う予定があり、今後も継続して臨床研究・治験業務を遂行できる医師・歯科医師であれば責任医師又は分担医師としての経験は問いません。 なお、本研修会は臨床研究中核病院にて開催されますが、臨床研究中核病院以外の医師・歯科医師を優先的に対象とします。 本研修は、医師・歯科医師を受講対象としますが、応募者数が募集人数に達しない場合は医師・歯科医師以外の方も参加可能です。 |
主催 | 国立がん研究センター東病院 |
共催 | |
協賛 | |
内容 | テーマ 分散型臨床試験(DCT)やデジタルセラピューティクス(DTx)を学ぼう~院外へ広がる臨床研究・治験の世界を覗いてみませんか?~ プログラム 9:30 ~ 9:45 開会挨拶、オリエンテーション 9:45 ~ 10:30 講義:治療アプリの開発について 講師:佐竹 晃太(株式会社CureApp代表取締役社長 / 日本赤十字社医療センター 呼吸器内科医師) 10:30 ~ 10:45 演習(質疑応答を含む) 10:45 ~ 11:30 講義:試験デザインに必要な生物統計の基礎知識 講師:若林 将史 (国立がん研究センター 研究支援センター 生物統計部 医学統計室長) 11:30 ~ 11:45 演習(質疑応答を含む) 12:30 ~ 13:20 講義:分散型臨床試験(Decentralized Clinical Trial(DCT)の基本と計画のポイント 講師:IQVIAサービシーズ ジャパン合同会社 13:20 ~ 13:35 演習(質疑応答を含む) 13:35 ~ 14:25 講義:DCTを実施するための体制作り(治験薬配送、パートナー医療機関など)について 講師:船越 公太(九州大学病院 ARO次世代医療センター 副センター長) 14:25 ~ 14:40 演習(質疑応答を含む) 14:40 ~ 15:30 講義:DCTを実現するために必要な手段やツールについて 講師:浅野 健人(大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター 副センター長) 15:30 ~ 15:45 演習(質疑応答を含む) 15:45 ~ 16:00 アンケート、閉会挨拶 受付開始9:15~ ※プログラムは、都合により変わる可能性があります。 ※休憩は、進捗をみて適宜入れる予定です。 ※平成30年度AMED医療技術実用化総合促進事業において作成されたカリキュラム・シラバスに準じた講義・演習による研修を行います。 なお、研修当日の講義・演習でカーバできない領域は、e-learningを受講していただきます。 |
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